【2021.5.21】天使降臨、りんと出会う。

 

どうも岡です。(本名)

 

りんさまとの思い出を残したいと思い、成長記録をブログに綴っていくことにしました!

 

バリバリ関西弁ですが「テレビでよくみる播州弁ってこんな感じなんやー…」と思いながら読んでもらえるとありがたいです。

 

はい。ではりんさまとの出会いスタート。

 

 

元々、猫が好きやった。

 

猫の自由きままで、じっと見つめてくる感じとか、つんっとした所とか、急に甘えてくる所とか、しなやかな動きとか、猫の全部がたまらんくて、猫になりたいとか食べたいとか思ってまうぐらい大好きむしろ憧れ。

 

車で1時間のとこにある海が野良猫スポットで、10年ぐらい定期的に通ってた。普段野良猫を見つけてはチラチラ、ニヤニヤしながら見てしまう。InstagramYouTubeでも猫ばっか。LINEのアイコンも見知らぬ猫だった。

 

この春ひとり暮らしする時も、いつか猫と住みたいと夢見て「ペット可」の賃貸を探した。

 

そして、猫好きには嬉しい事に、職場の敷地内に野良猫たちがよく遊びにきてた。けど職人のおっちゃんらには「懐いたら困るから餌やったあかんで!うろちょろされたらトラックやなんや来るし危ないねんから!」と言われ、それもそーだと遊ぶのはガマンしていた。

 

 

 天使が落ちてたってよ。

 

2021年5月21日

風が強い大雨の日。

確か数日間大雨が続いてたと思う。

 

雨と風と湿気で憂鬱になりながら、事務所から少し離れた所にあるトイレに行くのに外に出た。

 

職人のおっちゃんが大雨の中、傘もささずに両手を組んだような格好で歩いてくる。こっちをパッとみて

 

「みてみ!天使が落ちとった!!!」

 

いやいやいや

どうしたおっちゃん。

大雨で頭おかしくなったか?(失礼)

 

近づいてきたおっちゃんがすんごいニヤニヤしながら作業着の前を開けてそっと開くと、なんとまあ。なんとまあ!!!!

 

天使がいた。

 

みゃー…と言いながら作業着の中で丸くなって震えてる手のひらサイズの猫の赤ちゃん。

 

私「うぇえええええ!!!!

なにこれちっっっっさ!!!!!

え?かぅわい!!!!!!!!!!!」

 

職人「現場でどこからともなく鳴き声が聞こえてなあ。探し回ったらこいつが配管の上で降りれんゆうて鳴いとったんや!作業できひんし親猫もおらへんから、捕まえたった!見てみ、めっちゃちっちゃいで!なんか食わしてやらんと」

 

えええぇ…。

あんだけ餌やるなとか言いよったのにめっちゃ優しいやん…?なに?おっちゃん神なん?

 

私「ちょ、あたしトイレやばいから用だけ足してすぐ事務所戻りますわ!」

 

 

 

エスに包まれた天使降臨

 

トイレを済ました私はさっきの天使に会いたくてダッシュで事務所に戻った。

 

そこにいたのは


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「みゃーー…」

 

いや、もう…なにこれ…なにこの小さい生き物。かわい…まじで天使やん。天使でしかないやん。

 

天使を見た私の口から出た言葉は

 

私「あたしこの子お持ち帰りしていいすか?」

 

所長「え?」 

職人「え?」

 

私「え、この子野良でしょ?もう人間界入ってきてもたんやから、あたしがママになる!」

 

なんも考えずに言うてた。笑

けど目の前で小刻みに震えてめちゃくちゃ小さい声で鳴くこの子が愛おしすぎて、守りたいって思った。

 

職人「じゃあ僕らも応援しますよ!いいでしょ所長!僕らでこの命生かしましょう!」

 

所長「うん、でも野良やし病気とか怖いから、本気で飼うなら今日は仕事終わったら病院連れていきな。お金は渡すから健康診断してもらい」

 

神やん。。。

 

(この後ほんまに所長と職人さんがお金を出しあってくれて、健康診断代をいただきました(T_T)しかも昼休みに子猫用のご飯とトイレとトイレの砂を買ってきてくれて、猫も私も恵まれてるなぁ…と思った。)

 

(でもついでにゆうと、買ってきてくれた子猫用のミルクをよく見ると「シニア猫用」でわろた。今でも家に置いてあるけど期限持たないよね)

 

 

岡、命の温もりを知る。

 

所長「今日はあんまり仕事もないし、その子の相手してあげてて。病院連れていかないとだし15時に上がっていいよ」

 

優しすぎる所長の言葉に甘えて、私は速攻でやる事だけ終えて子猫のいるダンボールを覗いた。

 

まだまだ乾ききってない子猫をウエスで拭きながら膝の上で温めてたら、いつの間にかスースー言いながら寝てた。


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ちっさぁー。。。

あったけえ。。。

 

私「これが命の温もりか!」

 

所長「めっちゃかっこいい風に言うやん」

 

いや出ちゃうよ。

自然に出た言葉が「命の温もりか!」で自分でもビックリしたけど。こんな小さい子が大雨の中ひとりぼっちで鳴いてたんでしょ。それを見つけて放置せず保護してくれたおっちゃんに感謝やし、スースー寝て尊すぎる天使を見て、改めて「この子のママになろう」っておもった。

 

膝の上で寝かしながら、仕事をしてるともぞもぞ動いた気がして毛布をめくった。

 

天使がいた(何回言うねん)


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はぁぁぁぁぁぁあ(ため息)

 

かわい。え?ほんまに野良猫?

こんな可愛い野良猫います?

めちゃくちゃ可愛いやん。。。。。

 

 

天使、りんに命名

 

 

職人「名前決めてやらんとな。岡ジュニアとかにする?」

 

なんでやねん。やめてくれ。

「岡ジュニア〜♡ご飯ですよ♡」とか言いたくない。もーちょい考えてくれてもええやん?適当すぎん?

 

名前ね〜。どうしよね。毛色はグレーと黒と茶色。ん〜毛色からは思いつかん。なんやろ、たま?普通すぎるか。そもそもこの子はオス?メス?大事な部分をよいしょと覗いてみたけど、動物の大事な部分をまじまじと見た事がないからよく分からん。ついとるかついてないんか、よく分からん。ちっちゃい何かがついとる気もするけど、想像してるアレよりちっちゃくてソレが何なのかよく分からん。

 

私「ねー、この子ってオスメスどっちですかね?」

 

職人「ち○ち○ないからメスちゃうか!」

 

そうかメスかー…

んー…

 

青色の目をした天使を見ながら考えてると急にバンプオブチキンの「ガラスのブルース」が脳内再生された。

 

ガラスの目をした猫は唄うよ

生きてる証拠をリンリンと〜♪

 

りんりんと~

 

りんりん・・・

 

私「決めた!りんにする!!!」

 

職人「りんちゃん!凛とした生き様を見せてもらいましょ!」

 

あー、

そっちの意味な。ちょっとちゃうねんけどな。まぁそれでもええけど。めんどくさいから訂正せんと笑って流した。(おい)

 


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りんちゃん。

 

ぴったりやん!!!!

さすが私ネーミングセンスあるわ〜(やかまし)寒いよ助けてくれーって鳴き叫んでたりんちゃん。自分の存在を鳴いて教えてくれたりちゃん。ガラスのブルースの歌詞に初めて泣きそうになった。よろしく、りんちゃん。

 

 

こうして、

りんと出会い、憧れのにゃんこライフが始まったのである!!!

 

次回、「りん、健康診断へ行く」!